プログラミング体験を「無料」で始める|小学生のはじめの一歩

小学校でも必修になったプログラミング。「うちの子に向いている?」と迷うなら、いきなり月謝の習い事ではなく、無料・単発の体験から始めるのがおすすめです。合う・合わないが見えてから決めても遅くありません。当サイトの掲載データを集計すると、プログラミング体験のうち料金が分かるものの約4割が無料でした。工場見学(9割超)や光・電気(6割超)ほど無料の比率は高くありませんが、それでも「まず試す」入り口は毎月出てきます。焦って契約する理由はありません(ジャンル別の集計はこちら)。
「必修化」の中身、実はよく誤解されています
小学校のプログラミング教育は2020年度から必修化されました。ただし文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引」を読むと、その中身は「プログラミング」という教科ができたわけでも、コードの書き方を覚える授業でもありません。算数や理科などの既存の教科の中で、物事を手順に分けて考える「プログラミング的思考」を育てるのがねらいです。
つまり学校で学ぶのは考え方が中心。実際にゲームやロボットを自分の手で動かす体験は、学校の外——科学館・大学・自治体の講座が担う部分が大きいのです。「学校でやるから十分」でも「学校では足りないから塾必須」でもなく、単発の体験でまず火をつけるのが現実的な入り口です。
体験の種類を知る
- Scratch(ビジュアルプログラミング):ブロックを組んでゲームやアニメを作る。低学年でも始めやすい。
- ロボット・電子工作:センサーやモーターを動かす。手を動かすのが好きな子に。
- マイクラ・ゲーム制作系:好きな世界づくりから入れるので、のめり込みやすい。
最初の1回は「どれが楽しそうか」を本人に選ばせると、当日の集中が違います。
体験を選ぶときのポイント
- 対象学年を確認(同じ「小学生向け」でも難度が違う)。→ 学年でしぼる
- 保護者の同伴可否(低学年は同伴できると安心)。
- PCの持参が必要か、貸出があるか(要項の持ち物欄に書かれています)。
- 大学や科学館、自治体の単発イベントは無料〜材料費程度のものも多い。
大学の情報系学部が開く子ども向け教室は、現役の研究者や学生から教われる貴重な機会。「プログラミング教室の説明会+体験」という形式もあり、習い事を検討する材料としても使えます。
体験当日を充実させる小ワザ
- 行きの道中で「今日は何を作りたい?」をひとこと聞いておく
- 完成したら動いているところを動画で撮る(あとで家族に見せると本人の説明力も育つ)
- 帰宅後、無料のScratch(ブラウザで動きます)で「今日のつづき」をやってみる
体験→家で再現、までがワンセットになると、1回の体験が何倍にも効きます。
家庭でのフォロー
うまくいかなくても「どこで詰まった?」と一緒に考えるだけで十分。正解を教えるより、試行錯誤を見守るのがこの分野の伸ばし方です。体験で火がついたら、続けられる教室を探す、で大丈夫です。
プログラミングは「手を動かして学ぶ」体験の代表格。ほかのジャンルとの選び方は学年別・はじめての学び体験の選び方も参考にどうぞ。
参考・出典
よくある質問
- 小学校のプログラミング教育では何を学ぶのですか?
文部科学省の手引によると、算数や理科など既存の教科の中で、物事を順序立てて考える「プログラミング的思考」を育てるのがねらいです。プログラミングという教科ができたわけでも、コードの書き方を覚える授業でもありません。
- プログラミングは無料で体験できますか?
できます。大学・科学館・自治体が開く単発イベントは、無料〜材料費程度のものが多くあります。習い事を始める前に、まず無料体験で本人が楽しめるかを確かめるのがおすすめです。
- 体験にパソコンは必要ですか?
会場のパソコンを使える教室が多いですが、持参が必要な場合もあります。募集要項の持ち物欄で確認してください。ScratchはブラウザがあればおうちのPCでも無料で続けられます。